令和2年登山記録
谷川岳連邦縦走 令和2年8月2日~5日
1日目 8月2日(日)午後1時自宅出発、茨城町西ICより北関東高速に乗る。所要時間約3時間、水上ICで下り、土合に向かう。 ロープウェー駐車場に着く。明日の登山口を確認するため車で上に登ってゆくと通行止めとなっていた。店の人に聞くと白髪門登山口はMAXという店の脇から入ると言う。行って見るとトイレも水場も無く車だけが何台も駐車していた。 日曜日と言うこともあり人は少し混んでいるようであるが4時頃になるとリックを背負って何人も道を下ってくる。 私は少し下の土合駅に廻ってみた。車が10台ほど止まっていた、殆どが観光客のようである。午後5時を廻ると私のほか2台ほどになってしまった。予定は帰路が土樽駅より土合駅まで電車と言うことで計画を立てているので駅前に置くことに決めた。 午後8時になると私他1台のみの駐車である、この1台は夜明けにどこかへ去って行った。 夜は無人駅の明かりが届いてくるので真っ暗になるということは無かった。なぜか寝苦しく1時間おきに目を覚ましていたので翌日は寝不足である。 2日目 午前3時に目覚ましをかけていた。目を覚まして駅の水道で顔を洗い、お湯を沸かしてアルファー米とあさげの味噌汁、を作った。4時半出発予定が少し遅れて5時となってしまった。白髪門直登コースは勾配が急峻で木の根が沢山出ている、歩きにくいコースだった。 事前の調査では道がぬかるんでいる事が予想されていたので長靴でスタートした。水は無かったので朝日岳山頂でトレッキングシューズに履き替えた。そのとたん、下り道からぬかるみが出現した。熊笹の水分がズボンを濡らした。太陽はギラギラと照りつけ頭も首も手も暑い。ジャンクションピークよりの下りは、これも急勾配を降りてゆくので足が痛くなってしまった。 予定より大幅に遅れて小屋に着いたのは午後5時近くになっていた。急いで水を汲みに出かけたが地図をよく確認しなかったので別の道を水汲みに下りたようであったが、確保することは出来た。 6時頃若い方が一人で入ってきた、聞いてみると前橋の方であった。7~8人収容の清水峠避難小屋に、今夜は2人で泊まった。食事をしながら色々のことを話した。 7時半過ぎに就寝した。体力不足と足にまめが出来て明日の歩きを心配しながら寝た。 3日目 翌日午前3時半に目覚ましを架け、4時過ぎに食事をした、荷物を片付け身の回りを点検後2人で5時出発、30歳ぐらいの人と比べると70歳の爺さんでは歩く早さが大きく違う。彼は花の写真を取りながらスピード調整をしてくれるが、こちらの速さは暑さと疲労と足の具合(マメ)が悪いので思うように足が進まない。蓬峠の山頂下で別れを告げた、今までで一番きつい山歩きとなってしまった。 体力と気力が落ちると心が折れる。足の豆を理由にして谷川岳よりエスケープすることに決め、歩調を落とした。昼食は茂倉岳山頂でお湯を沸かしてゆっくりと時間をとった。一の倉岳より谷川岳オキの耳、トマの耳と進み、肩の小屋に着いたのは午後3時30分であった。ペットボトルの水を1っ本購入して、ロープウェーまでの時間を尋ねると5時まで動いているので、ゆっくり下っても90分で着くと言うので、下ることにして休まず歩いた。 歩きにくい急勾配を一気に下ったが、1時間45分かかった。最終には間に合うことが出来なかった。 着いた時にはまだロープウェーは止まってなく動いていたので、無理を言って下りを、乗れないか交渉してみると、機械の点検を終了したのち一人が登ってくるので、その折に下ろしてくれる事になった。 6時頃に雨と雷がなり始めた。凄い勢いの雨音だ。1時間ほど荒れ狂った後、動くのを待っていると、雷で壊れてしまったので直していると言う話だった。 待つこと長時間、午後11時頃、レストランの残りと言って食事を出してくれた。午後7時頃に湯を沸かして食事を作っても良いか訪ねたとき、返事は駄目とのことであったので、無料での食事提供をしてくれた。 明日の朝8時には動くであろうと言うことで、椅子で仮眠をして待った。 4日目 翌朝5時頃起き、外は少し寒いが天気は良く谷川岳がはっきり望めた。 外を少し散歩して待合室に戻った。 8時を過ぎても動きそうも無いので、ザックごと外へ出して、椅子の上でラーメンを作って食べた。食べていると、夕べ肩の小屋に泊まったと思われる、赤いシャツを着た人が1人下ってきた。ロープウェーが動かないのでレストランの入り口のベンチに休んでいた。食べ終わり、中に戻って何時頃動くのか尋ねると、お昼になるか夕方か?或いは今日は無理か、部品の手配が出来ていないようであった。歩いて下りる旨を伝え、払い戻していただいた。 9時半頃レストラン先を下った。私の地図には出ていない作業用の道のようで幅の広いスノーバイクが走ることの出来る様な道であった。 降り時間は1時間ほどとの事である。二日目 清水峠から谷川岳肩の小屋






















