令和元年登山記録
7月27日新穂高温泉より双六岳ー西鎌尾根ー奥穂高ー白出沢
明日は梅雨明けと見通した。台風一過、梅雨明け10日と言われる通りに晴れることを信じて午後1時過ぎ家を出発した。 新穂高温泉には午後6時30分頃到着、駐車場は9割以上が塞がっていた。トイレと水と登山道の下調べを済ませるため周りを歩いていると雨が降り出してきた午後7時には濡れるほど完全に雨となっていた。車のバックドアを開けて夕食の準備を、持参したお酒を飲みながら進めた。8時頃就寝につく。 1日目: 新穂高温泉より入山し双六小屋で宿泊、雨の中の山登りとなってしまった。出発は午前4時半、鏡平山荘を経由、途中で雷鳥の親子が出迎えてくれた。 双六小屋到着12時10分、雨で濡れた衣類などを乾かす。 2日目: 槍ヶ岳を目指し午前5時10分出発、昨日同様天気が悪く周囲の景色はまったく見えず。途中雨に降られてずぶ濡れだ。夏なのであまり寒くない。午前9時30分槍ヶ岳肩の小屋に到着、濡れてしまったのと今回の目的、槍ヶ岳北鎌尾根の情報を取るためには見ないで行くわけにも行かず二泊目の小屋とした。 午後少し晴れ間が出来たので山頂に登る。 3日目: 午前5時15分出発、今回一番の難所、大キレット越えだ。南岳から先は稜線が切れ落ちているがハシゴやクサリなどが整備されているので安心だ。落石だけは注意が必要だ。最下部コルより北穂高山頂を目指し延々と岩登りが続く。山頂で一休み後、涸沢岳を目指す。多分このコースで一番きついと誰もが感じるだろ。 ここまで来ればこの先を下ると穂高岳山荘だ(3泊目)。今日も周囲はガスが架かっていて山はまったく見えず。 穂高岳山荘到着、午後2時(3泊目)。一向に霧は晴れそうも無いので山頂登頂は翌日朝に賭けた。 4日目: 午前5時出発、奥穂高岳山頂はまったく見えず、周囲はガスに隠され視界30mほどだ。直ぐには好くなりそうも無いので、山頂は諦めた。 白出沢を下山する事としたが、下山口には雪渓があるのでアイゼンとピッケルが必要と書いてある。無いけど降りることとした。雪渓はストックを旨く使って無事通過したが、ガラガラ石の下りはマークも無くなっている所が多数あるので十分注意をしながら下り、車の所へ11時半到着、深山山荘の露天風呂(川のほとり)で、汚れた体を洗い岐路に着いた、家到着午後6時40分、今回の登山はこれまでで一番つまらない、疲れだけが残った登山だった。 幸い一緒に下山した神奈川県から来た方から北鎌尾根の情報を聞くことができた。盆過ぎに行く予定だ。一日目 新穂高温泉~双六小屋へ












二日目槍ヶ岳を目指す









