平成30年登山記録
7月30日 八ヶ岳連邦
自宅出発、午前4時、小淵沢道ノ駅駐車場到着、キャンピングカーや宿泊と思われる車多数あった。 4泊5日の予定で来たが体調不良にて結果は2泊3日となった。 午前8時、道の駅を出発、舗装道路は朝から太陽に照らされ暑い、だらだら登りの道を八ヶ岳方面に向かい、黙々と歩き続ける。途中から車道ではなく馬の散歩道のような、ぬかるんだ道。草が生えていて光っているのは朝露か?昨夜の雨か?。 歩いているうちに靴の中は、靴下ともどもグショグショ状態となっていった。2時間半ほどで観音平登山口に付いた。途中は泥濘で山の中に入ったり、道が無くなったりと、苦労しながらの登りだった。 観音平の駐車場に止めて登る方がほとんどのようだ。展望台で私たちのコースと合流すると、沢山の方が別の方角から登ってきていた。今回、私の荷物は19kgほどあった。重い、だんだん肩が痛くなって首筋から背中まで、ギシギシ云い出した。汗はすごい勢いで噴出してくる。頭が痛くなってきた。拭いているタオルは絞ると濡れタオルを絞るように汗が滴る。 何度も何度も休みながら青年小屋キャンプ場を目指した。余りの辛さに編み笠山は登らないで撒き道を進んだ。午後4時何とかキャンプ場までたどり着くことが出来た。テント場料金1人600円、水場は4~5分離れた所にあった。勢いよく流れ落ちる水の水温は10度以下であった。 頭を冷やしたり顔を濡らしたりして、水を4リットルほど汲んで戻った。直ぐに夕食の準備をしながら、持参した日本酒と小屋で購入した缶ビールを飲んだ。薄暗くなる頃に終了し、明日は5時出発だと一緒に行った義弟に告げ、寝床にもぐりこんだ。体はあちこち痛い、火照っている。そのうちに眠り込み10時半頃に1度目を覚ましたので、小用を済ませ、目覚ましを午前3時にセットして眠りに付いた。二日目 時計に起こされること無く起き、朝食を済ませ荷物の片づけをしていた。午前4時になっても、隣に寝ている義弟は起きていない様なので、テントの外から声をかけ起こした。 私は5時には片付いていた。起きる時間の遅い義弟は、案の定準備が整ったのは6時近くなっていた。 重い荷物を肩に背負い赤岳山頂を目指して出発した。昨日のペースで進むと午後6時頃に本沢温泉到着のようであるが、ペースが上がらない。体が辛い、歩く踏ん張りが利かないのである。 権現岳8時通過、キレット小屋9時40分通過、赤岳直下11時35分、ここでコースを間違え行者小屋方面への迂回路へ入ってしまった。程なく行者小屋と赤岳山頂の道標が出てきた。 この後のことを考えていると、上から下りてきた青年がいたので、山頂までの所要時間を聞いてみた。良く分からないようで、往復1時間半ほどかかるのではと言われたので、荷物をデポして山頂まで登った。25分ほどで付いた。 12時20分頃に山頂到着、周囲はガスっていて何も見えない。山頂の標識をカメラに収め、今日予定していた本沢温泉キャンプ場を諦め、赤岳鉱泉キャンプ場へ変更した。 行者小屋通過14時33分、少し休み、水場で頭や首筋などを冷やした。顔を洗いとても気持ちが良かった。空から雨粒が落ち始めてきたので急いで出発した。 赤岳鉱泉キャンプ場到着15時23分、小屋で料金を精算1人1000円だ。高いですねと言うと、トイレが水洗になったので協力を!とのことだった。宿泊の準備を済ませ一人急いで入浴をした(1000円)。5時半頃に出て、食事と宴の準備にかかった。 小屋の外のテーブルを使用しても良いとの事であったので、屋根の掛かっている中ほどのテーブルを使うことにした。先客が1名いたので断って使った。 向かい側に座っていた方は長野県伊那市から来たとの事だった。山情報などを話しながら、お互い楽しく時間を過ごした。 義弟は後から入浴に行ったのでまだ帰ってこない、いつも1時間入っているので待たないで進めている。 午後6時半ほどに相手の方も寝床に入るようなので、私も整理を始めた。この頃に義弟は風呂から戻ってきた。明日の行き先を話した。 もう一度山に登るか、或いはここから下山するか? 赤岳山頂を踏んだので下りることに決めた。美濃戸口登山口までは路線バスがあるとの事なので11時下山を目指し明日は8時出発と決めた。
3日目 朝8時下山開始、9時55分赤岳山荘通過、冷たい水をペットボトルに詰め替えてバス停を目指した。 10時40分バス停到着、発車時間まで40分ある。汗臭い臭いがするので、体を洗うため入浴することにした(料金500円)。 持参していた帰り用の着替えを持って、急いでの風呂入りとなった。 バス発車11時20分、茅野駅までは約50分ほどとの事、駅到着後、少し時間があったので駅そばを食べた。 電車小淵沢駅は12時45分であった。茅野駅から5~6箇所先に小淵沢駅はあった。駅を降りると八ヶ岳は線路の反対側である。どこから線路を越えるのか分からないので、うろうろと歩くことになった。 気温はすごく暑いので直ぐに汗が噴出した。折角着替えた服はあっという間にグショグショになってしまった。行き会った男性に反対側へ行くのを尋ねると、直ぐ近くに地下通路があった。 橋か踏み切りと思って探していたので見つからないはずであった。反対側へ行き、道の駅は3kmほど先なので地図を頼りに歩いた。 すごい暑さには閉口してしまった。何とか踏ん張って1時間弱で車の所に着いた。 反省点:年(68歳)も考えず重い荷物(19kg)は持たないこと。これからは目標10kg、最大13kg辺りにする事とする。