平成27年登山記録
北アルプス、焼岳~穂高~槍ヶ岳~常念岳~蝶ヶ岳の縦走
2015年07月24日(金) ~ 2015年07月28日(火) 焼岳小屋から西穂高山荘間はコースが荒れている。特に熊笹の上を歩く際、濡れていると滑りやすい、またコース幅狭いので注意が必要です。常念岳の蝶ヶ岳側下りは花崗岩に苔が生えているので、濡れていると、とても滑りやすいです。 モバイルバッテリーを繋ぐ携帯電話のコードが不良品であったので旨く充電が出来ず困った。一日目 中の湯バス停 →1:00 → 焼岳新登山口 →1:35→ 広場 →1:40→ 焼岳北峰 →3:30→ 西穂高山荘 歩行時間7時間45分 昨年に続き北アルプスへの挑戦である。早朝に沢渡駐車場到着、一番バスで上高地へ向かう。釜トンネルの入り口、中の湯温泉バス停で下車、天気は雨である。雨合羽を着て、安房峠を歩き始め曲がり角22番より、焼岳登山口が表示されていた。 雨の中をジグザクと山頂まで登ったが視界は不良だ。途中で雨は止んだが視界不良。焼岳山荘を目指し移動していく途中で足を滑らせた。午前11時頃、転びそうになったのでストックで体を支えた。そのとき肩に異常を覚えた。右手が上がらない痛い、タオルで首から右腕を吊り下げての山歩きとなった。11時過ぎ食事を済ませ、焼岳山荘の脇から道しるべに従い西穂高山荘を目指した。 進んで直ぐに倒木が出てきた、コースの整備が手薄だと思いながらの前進をした。直ぐに熊笹の道と変っていった。歩く所はわかるが熊笹は刈り取られていない、倒れているだけである。濡れているので滑る、左急勾配の笹薮だ。滑って転んだら多分止まらないだろう。冷や汗を流しながら歩く状態に神経を使う。 やっと笹薮を抜けると唐松のじめじめした樹林帯へ入っていった。 午後3時30分、西穂高山荘到着、宿泊手続きを済ませ山荘に入る。 二日目 西穂高山荘 →1:30→ 独標 →1:30→ 西穂高岳 →3:00→ 天狗のコル →3:30→ 奥穂高岳 →0:30→ 穂高山荘 歩行時間10時間 天気よし、出発午前4時55分、ヘッドランプを点けて出る。電気を消し6時12分独標通過、午前7時43分西穂高岳通過、体調は順調だ。昨年歩いたコースを今年は反対から進む、去年は家に帰ってから気づいたが、ジャンダルムの頭に乗らないで仕舞った。ネットで調べるとジャンダルムの麓にペンキマークがついていると書いてあった。注意深く行くことにした。 天狗の頭(10時2分)から天狗のコルへ下る(10時36分)、午前12時27分ジャンダルムの上に登っている人が見えた。少し進むと正面に黄色い色で、ジャンダルム頂上と書かれたペンキマークが見つかった。登り始めの所に鉄のアンカーが打ち込んであったが足場にするのには間が広いので女性には無理かと思いながら登っていった。12時42分ジャンダルム頂上に登る、頂上には誰もいなかったので、記念に匂い付けマークをした。 下りて巻き道を行く、幅の狭い危険度の高いコースだ。落ちたらアウトだ。馬の背14時27分、昨年ここを立ったまま歩いたとき、知らない人に、遠くから写真に収められたことを思い出した。14時33分穂高神社で記念写真を写す。前穂高への分岐点14時36分、少し先で雷鳥に出会う。曇っているので出てきたようだ。15時頃穂高山荘に着き宿泊手続きをした。 三日目 穂高山荘 →2:35→ 北穂高岳 →1:40→ 長谷川ピーク →1:40→ シシバナ展望台 →0:20→ 南岳 →3:00→ 槍ヶ岳山荘 歩行時間9時間15分 午前4時半ころ外に出て出発準備である。ご来光を済ませ5時出発、飛騨泣きでは若い女の子が一人泣きながら稜線を這ってくるのが見えた。気をつけて頑張りなと励ましてやった。北穂高岳山荘通過午前7時30分、小屋の写真を写した。長谷川ピーク8時過ぎ、A沢のコル8時48分通過、大キレットを下る。11時15分頃シシバナ展望台、13時20分雷鳥が見られたので写真を写した。午後2時30分頃に槍ヶ岳山荘に到着した。 明日は早朝出発なのでザックを部屋に置き、身軽になり山頂へ登った。頂上には沢山の登山者がいた。 四日目 槍ヶ岳山荘 →0:30→ ヒュッテ大槍 →1:40→ 水俣乗越 →1:30 西岳 →2:30→ 大天井ヒュッテ →0:40→ 大天荘 →1:30→ 東天井岳 →1:30→ 常念小屋 歩行時間9時間50分 午前4時25分外に出て出発の準備、ご来光をして4自45分スタート、薄暗い中の歩きだ。東釜尾根へ向かう。ヒュッテ大槍通過午前5時34分、風が出てきた、吹き抜けの所へ行くと風速20mくらいか?真っ直ぐに歩くことが出来ない。突風が来ると飛ばされそうになるので中腰になり片手を突いての、尾根通過になった。水俣乗越通過は6時58分だった。 赤岩岳山頂へは9時22分だ。 東釜尾根の上り下りは想像以上に大変だ。途中であった団体は韓国のグループのようだった。30人ほどのメンバーが上から下りてくるので待っている外ない。ビックリ平10時17分、どうしてこのような名前が付いたのか分からない。天気が良いので向かい側の山々は良く見えている。景色が良いと疲れも癒される。 大天井ヒュッテが1時15分頃下に見えた。大天井岳山頂12時24分、大天荘12時56分少し遅い昼食をとった。15時15分今日泊まる予定の常念小山下に見えてきた。天気が良かったのであまり疲れは感じなかった。15時30分頃常念小屋に到着、手続きをして部屋に入る。談話室で福島県磐城市から来た60代の夫婦物と出会う。男性は私と同じくらいに見えた。山の経験は奥さんの方が長いようだ。男性は槍ヶ岳から穂高への縦走がしてみたいという事だったが、奥さんが反対のようだったので危険は少ないので許してあげたらと話した。 食事を済ませてまた就寝時間まで話した。男性は茨城のスポーツ店も知っているようだった。ワイルドワンと、茨城大学近くの登山用品販売店のことも話していた。 8時近くに就寝する。 五日目 常念小屋 →1:00→ 常念岳 →0:30→ 2512m地点 →1:20→ 2592m地点 →1:30→ 蝶槍 →0:20→ 2625m地点 →0:30→ 蝶ヶ岳 →0:10→ 妖精の池 →0:30→ 長塀山 →2:20→ 日大診療所 →1:00→ 明神館 1:00→ 上高地バスターミナル 歩行時間10時間20分 →帰路 午前5時30分出発、小屋を出ると常念岳へののぼりは始まる。花崗岩の岩だ。登りの時は感じなかったが、山頂から下り始めると岩には苔が付いていて濡れているのでスリップしやすかった。頂上到着6時40分、山頂で出会った人に、雨の中写真を写してもらった。雨合羽を着ての写真だ。雲に包まれているので周囲は見えない、本来なら槍穂高の稜線がくっきりと見える場所なのだが残念だ。蝶ヶ岳へ向かう途中はお花畑がそちらこちらに見られた。10時頃になると雨も上がり雲が時々切れると青空と共に対岸の山々が時々姿を現す。蝶ヶ岳山頂11時35分、食事休憩をして長塀尾根へと下った。中学生の団体が5組くらい離れて歩いていた。上高地のバス時間があるので休憩も取らずの下山であった。下りていくと徳沢山荘のすぐ近くに下りた、小休止後バスターミナルを目指した、
三日目 飛騨泣きが凄い、大キレット越え








































四日目 槍ヶ岳東鎌尾根から常念小屋へ









五日目 常念岳を越えて下山












六日目 常念岳を越えて下山
